おはようございます。つくばの美容室suplisです。
本日もたくさんのご予約ありがとうございます。
年内は30日まで営業しております。
最近とても寒色系のカラーリングがはやっておりますが
カラーリングをハイトーンにになればなるほどカラーリングの
退色(色の抜け)が出てきます。
では、この退色をどうすれば防ぐことが出来るか?というお話を
したいと思います。
まず、コストもかからず出来ることは
「ドライヤーをしっかりかけること」です。
髪が濡れている時はとても不安定な状態です。
キューティクルが膨潤し中のタンパク質やカラーリングの染料
が抜け出しやすい状態なんです。なのでまずはドライヤーをかけてあげてください。
髪のダメージ防止にも繋がります。
ではどんなドライヤーがオススメなのか?
オススメはワット数が高いものが良いと思います。
風量が多く乾きもとても早いです。
ちなみにsuplisで使用しているドライヤーは1400wです。
一般家庭用のコンセント1500wぎりぎりです。
かなり乾きは早いですが一人暮らしのおうちなどで使用すると
エアコンを使用していたら、ブレーカーが落ちる可能性があります。
エアコンと電子レンジを使用していたらまず間違いなく落ちます(笑)
一般家庭用で使用するとすれば1200wくらいが無難かもしれません。
イオンが付いているものがオススメですが。こちらは好みになります。
イオンが付いているものは基本温度があまり上がらないように作られております。
あまり高温になるとイオンが壊れてしまうためです。ですので一刻も早く
乾かしたい方には不向きかもしれません。
価格もまちまちでかなり高価なものからとても安いものもありますが
やはり高いものはそれだけのことはあります。
ちなみにこちらはとても高価なドライヤー
レプロナイザー3Dplus
価格は38000円(税抜き)なり。
お値段は高いですが機能も最高です。
ダイ○ンを買うならこちらの方が個人的にはオススメです。
suplisでも取り扱いがございますのでご興味のある方は是非!
お話に戻りますね。
で、カラーリングの退色を防ぐ方法ですが
シャンプーとトリートメントの選択はとても大事になります。
あまり洗浄力が強い界面活性剤を使用すると退色も早くなりますので
こちらも注意です。
まずは「ドライヤーとシャンプー選び」とても大切なので覚えておいてくださいね。
・・・以前の記事・・・
今使っていらっしゃるシャンプーの裏を見てみてください。
いろいろと訳の分からない横文字が記載されていると思います。
成分表示といって配合が多い順に書いてあることが多いようです。
シャンプーは液体なのでまずは「水」が最初に来ることがほとんどです。
さて問題はその次に何が来るかです・・・。
今やドラックストアーなどで数多くのシャンプー剤が並んでいます。
みなさん、シャンプーを選ぶ基準ってなんですか?
おススメは「使っている界面活性剤で選ぶ」です。
界面活性剤=洗浄成分
どんな洗浄成分を使用しているかで洗い上がりや
髪や頭皮への刺激、補修効果などが変わってきます。
シャンプー容器の裏面に記載されていますのでご是非参考までに。
アルコール系界面活性剤(石油系)
洗浄力◎ 刺激× アレルギー× 補修力×
記載例 ラウリル硫酸~、ラウレス硫酸~、パレス硫酸~、オレフィンスホン酸~
スルホコハク酸ラルリル~。
安価でお求めやすいのですが、基本的にはあまりお勧めではないです。
洗浄力が強すぎる上に髪や肌への刺激が強すぎるように感じます。
とくにダメージのある髪にはお勧めできません。髪を綺麗に見せるため
余分なシリコンや油分が多く含まれている場合があります。
アミノ酸系界面活性剤
洗浄力○ 刺激○ アレルギー○△ 補修力○△
ラウロイルアスパラギン酸~、ココイルグルタミン酸~、ココイルメチルタウリン~
ラウロイルメチルアラニン~、ラウロイルサルコシン~、ココイルグリシン~。
アミノ酸ベースの界面活性剤で低刺激で補修効果もあります。
お勧めの界面活性剤だと思います。とくに髪が傷んでしまっている方には
補修効果も期待できるのでお勧めとなっております。
両面界面活性剤
洗浄力○△ 刺激○ アレルギー○ 補修力△
コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸~、ラウロアンホ酢酸~。
使う界面活性剤により違いがありますが、刺激性洗浄力とバランスがとれた界面活性剤
かと思います。こちらもおススメの界面活性剤です。
石鹸系界面活性剤
洗浄力◎ 刺激△ アレルギー◎ 補修力×
ラウレス酢酸~、ラウレスカルボン酸~、ヤシ油油脂脂肪酸~、石鹸素地~。
男性の方(油分の多い方)特にアレルギーやお肌が弱い方に向く洗浄成分です。
たんぱく質系洗浄成分
洗浄力△× 刺激◎ アレルギー○ 補修力◎
ココイル加水分解ケラチンK、ラウロイル加水分解シルクNa、ラウロイルシルクアミノ酸K
ココイル加水分解コラーゲンK、ココイル加水分解ダイズタンパクK、
髪のダメージが特に気になる方向けの洗浄成分になります。洗浄力があまり強くないので
オイリー肌の方はあまり向きません。
もちろんここの書いてある界面活性剤をいくつか組み合わせて作られている物もあります。
その場合、配合量が多い順に書かれていることがほとんどですので、どれを重視するかで
選んでくださいね。
以上、たくさんある中で自分に一番合ったシャンプーを選び出すのは至難の業かもしれませんが
参考にして頂ければと思います。