おはようございます。つくばの美容室suplisです。
本日も沢山のご予約ありがとうございます。
本日のテーマは「パーマやカラーリングにタンパク質は必須」な説についてです。
お時間にご都合の付く方はおつきあいください。
傷んでいる髪は、キューティクルの内側にある間充物質が髪がら流れ出てしまい、スカスカと穴が
開いた状態になっています。ポーラスヘアは弾力がなく、この状態で髪全体に同じようにパー
マをすると、毛先と根元ではかかりにむらができてしまいます。カラーについても同様です。そこ
で、ポーラスヘアーの穴の部分にトリートメントでたんぱく質を補い一時的に穴をふさいであげまし
ょう。たとえば、満員電車だとなかなかホームに降りられないけど、空いている電車からはスムー
ズに出ていけますよね。パーマやカラー剤が簡単に出ていかないように、髪を満員電車の状態
にする必要があるってことです。もちろん、せっかくふさいでも水で流れ出ては意味がないので特
に傷んでいる毛先を中心に油性のトリートメントで包んであげることもポイント。すると、皮膜効果で
キューティクルを保護するクッションの役目も兼ねて、薬剤に負けない状態へと髪をリセットして
あげることができます。少し専門的なお話を付け加えると、タンパク質には様々な大きさがありま
す。同じく、髪のダメージ(穴の大きさ)も様々です。小さな穴に大きなたんぱく質を補おうとして
も入らないし、大きな穴に小さなたんぱく質を補ってもふさげない・・・・・。これを見極めて補給する
のもプロの技です。