おはようございます。つくばの美容室suplisです。
本日も沢山のご予約ありがとうございます。
今日のテーマは「マニアックなパーマの原理のお話」です。
パーマをかける上でお客様は知らなくてもイイお話ですが
ご興味のある方はぜひ最後までご覧になってくださいね。
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本日のテーマ
ちょっとマニアックなパーマのお話です。
パーマを原理を理解する上で
知っておいた方が良いのは髪にはいろいろな結合がある
ということです。
髪は毛4つのつながりでできています。 専門用語で言うと
「ぺプチド結合」「s-s結合」「イミン結合」「イオン結合」
「水素結合」・・・・難しそうでよね。 その違いは、
それぞれ結びつく強さが違うってことなんです。
一番弱い結合が「水素結合」です。
髪をウェットな状態にすると結びつきがきれ、
ドライにするとまたつながります。 ドライヤーでカールしたり、
ストレートになったり・・・・。
ブローで形が変わるのは、この水素結合 よるものです。
たとえるならクラスメイトのような、顔見知りの結びつきです。
これよりも強く結びつくのが「イオン結合」。
髪が痛んでph(ペーハー)のバランスが崩れつと、
結びつきが切れてしまいます。 ちょっとした恋人同士みたい?
ちなみにphとは、アルカリ性か中性、 酸性化を表すものさしのようなものです。
弱酸性といわれるph4.5~5.5は髪のイオン結合がとても安定した状態になります。
さらに強い結合が「s-s結合」です。
この結合を利用するのがパーマです。
1剤で結びつきが切れて2剤でつながります。
けんかをしたり仲直りしたり、夫婦のような関係とい えますね。
そして「ペプチド結合」は、髪の命のような結びつきです。
1この結合が切れてしまうと、二度とは元には戻りません。
親子のように、絶つことのできない関係です。
髪のスタイルが決まる理由は、こんな力が働いているんですね。