カラーは、髪の中に入った染料がつながって、発色することで色が見えてきます。
でもカラーの直後から、染料同士のつながりは少しづつ自然に壊されてしまい、色味も当然失われてしまいます。
この状態を「退色(たいしょく)」するといいます。
ではどうして染料は壊されてしまうのでしょうか?
キューティクルが傷むとタンパク質が流れてしまうのと同じように、残念ながら染料も、開いたキューティクルの間から自然に流れていってしまうんです。
毎日のシャンプーをはじめ、紫外線やドライヤーの熱、プールの塩素など、日常の様々な要因で染料は壊されて減っていってしまいます。
また、髪のダメージが進めば、さらにカラーの退色は進んでしまうんです。
これ以外にも、パーマや、カラーの色味によっても退色しやすい色、そうでない色があるなどの理由があります。
でも、お気に入りのカラーをキープするためには、まずはケアを念入りにして髪を大切にすることが肝心です。
カラーの色は時間がたつ落ちてしまうものなの?
2015.1.29