ヘアカラーをした髪がパサパサした感じ、手触りが変わった・・・・・・そう感じる方が多いのは事実。ヘアカラーをすると薬剤が入りやすいようにキューティクルの重なりを開くため、髪のたんぱく質が流れ出やすくなります。また、髪色を変化させるためにメラニン色素を壊してしますので髪の中で空洞化が起こり、パサつきにつながりやすくなります。明るくするカラーになればなるほど、アルカリ剤の量が多いので、アルカリ性になり、イオン結合が切断されるなど、負担は大きくなります。でも、カラーの魅力は捨てがたいですよね?そこでダメージ対策がとっても大切になってきます。まずは必要以上のブリーチはしない。もうひとつは、すでに明るくなった髪やダメージのある髪にはアルカリタイプを避けて、弱アルカリ、弱酸性ヘアカラーを使う。この2点がポイントです。美容師は髪の状態をプロの目で判断し、適切な薬剤や前後処理を選んでいきます。ですからもっともっとヘアカラーを楽しんでくださいね。
ヘアカラーの後にコート剤なんかも使うと色もちも手触りも良くなるので覚えておいてくださいね。